春名なおあき

はるな 直章

戦争への道 絶対に許さない

日本共産党 元衆議院議員
エッセイ「爽風」

父の日

2015年6月27日

reCIMG518216日、山口県萩市を初めて訪ねました。松下村塾があり、大河ドラマ「花燃ゆ」の舞台でもあります。格式と風情ある街でした。住民の信頼を集める市会議員に宮内欣二君。高知大学の同級生で農学部出身。手作りリンゴジュースをいただき、旧交を温めました。

続いて広島の呉市、海田町、広島市、廿日市市へ。6月に入り岩国の米軍低空飛行訓練が激化、「体がビリビリした」、「押しつぶされる感覚」と苦情が殺到。驚いたのは広島県西部を中心に5年連続年1000件を超える低空飛行の目撃情報が寄せられていること。防衛局交渉では「米軍の運用に関わることで照会できない」と壊れたレコードのような答弁に「どこの国の政府か」と怒り爆発。

海上自衛隊の街・呉市では、つどい・街頭演説。人口20万人強のうち自衛隊と家族で2万人。「呉の若い自衛隊員の命を守ります」との党支部の看板をかかげた食堂はお客さんが増えたとのうれしいお話。若者が署名する姿も目立ちました。

廿日市では原爆で焼け焦げた被爆者が、トラックで放り込まれる地獄の中、介護を経験した女性の話を伺いました。「介護被爆」という言葉を初めて知りました。戦争の爪跡は70年経っても消えることはありません。

1週間ぶりに家に帰ると熱帯魚グッピーちゃんの水槽が。妻が新婦人の小泉美恵さんから妻がいただいたものとか。犬、文鳥、インコ、熱帯魚と我が家は動物パラダイス状態に。

長男夫妻から父の日のプレゼント、長女からは孫の笑顔付きメールが届きました。4月に千葉県に転勤した長男、「前の職場より環境はいいよ」と元気そうですが、親としてはホットスポットの存在が気になるところ。親孝行したくとも、私の父も妻の父もすでに他界、後悔先に立たず。せめて自分は父の日を忘れられない親父にならないと、と自戒する日でもあります。

〈高知民報 2015年6月26日付より〉

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